当院の算定項目について
calculation基本診療料の施設基準等に係る届出
外来感染対策向上加算 | 第398号 | 令和6年7月1日 | |
連携強化加算 | 第195号 | 令和6年7月1日 | |
医療DX推進体制整備加算 | 令和6年10月1日 | ||
短期滞在手術等基本料1 | 第60号 | 令和6年4月1日 |
特掲診療料の施設基準等に係る届
心臓ペースメーカー指導管理の注5に規定する遠隔モニタリング加算 | 第36号 | 令和6年1月1日 | |
院内トリアージ実施料 | 第39号 | 令和6年1月1日 | |
プログラム医療機器等指導管理料 | 第7号 | 令和6年1月1日 | |
別添1の「第9」の1の(3)に規定する在宅療養支援診療所 | 第502号 | 令和6年1月1日 | |
在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料 | 第743号 | 令和6年1月1日 | |
在宅酸素療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算 | 第7号 | 令和6年1月1日 | |
在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料の注2に規定する遠隔モニタリング加算 | 第83号 | 令和6年1月1日 | |
CT撮影およびMRI撮影 | 第508号 | 令和6年1月1日 | |
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ) | 第52号 | 令和6年1月1日 | |
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 | 第95号 | 令和6年1月1日 |
その他
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) | 第230号 | 令和6年6月1日 | |
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅱ) | 第14号 | 令和6年6月1日 |
各算定項目に係るお知らせ事項
明細書発行体制等加算について
当院では医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
一般名処方加算について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しております。
院外処方箋を発行する際に、後発医薬品があるお薬について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
外来感染対策向上加算について
- 当院では、平時からの感染防止対策の実施や、地域の医療機関等が連携して実施する感染症対策への参画を更に推進する観点から、令和6年6月1日から外来診療時の感染防止対策に係る 外来感染対策向上加算 6点 (患者様お一人につき月1回)を算定いたします。
- 発熱その他感染症を疑わせる症状を呈する症例に対して適切な感染防止対策を講じて診療を行う為、発熱患者等対応加算 20点(患者様お一人につき月1回)を算定いたします。
- また、地域の医療機関が連携して実施する感染症対策への参画し、地域のサーベイランスに参加している為 連携強化加算 3点 (患者様お一人につき月1回)及び サーベイランス強化加算 1点 (患者様お一人につき月1回)を算定いたします。
生活習慣病管理料について
令和6年6月の診療報酬改定において、これまで当院で算定してきた【特定疾患療養管理料】の対象疾患のうち「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」の疾患が除外となり、【生活習慣病管理料】が新設されます。
最近では生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病)の患者数が増加しており、健康長寿への大きな障害となっていますが、生活習慣病の多くは食生活、運動、休養、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣を見直すことで、疾病の発症、進行を抑制できると言われております。
生活習慣病対策の一環として、厚労省は令和6年(2024年)6月1日に診療報酬の改定を行いました。この改定に伴い、これまで高血圧、脂質異常症、糖尿病のいずれかで特定疾患療養管理料を算定していた方に関しましては、食事や運動の指導も合わせたより総合的な療養計画を策定し治療管理を行う「生活習慣病管理料」へと移行することになりました。移行による自己負担額に大きな変更はございませんが、個々に応じた目標設定や血圧、体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果を記載した療養計画書へ初回のみ署名(サイン)をお願いすることになります。
6月1日以降、高血圧、脂質異常症、糖尿病の患者様には初回のみ『療養計画書』への署名(サイン)を職員からご依頼することがあります。
医療DX推進体制整備加算について
当院では、施設基準を満たす医療機関として、初診時に患者様の同意を得て診療情報を取得しそれらを診療に活用し、更なる質の高い医療の提供に努めてまいります。
正確な診療情報を取得・活用するためにマイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。
令和6年10月より、「医療情報取得加算」及び「医療DX推進体制整備加算」として、以下の点数を算定します。
【医療情報取得加算】
初診時 (月1回)
マイナ保険証を利用しない場合:3点
マイナ保険証を利用した場合/他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合:1点
再診時 (3月に1回)
マイナ保険証を利用しない場合:2点
マイナ保険証を利用した場合/他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合:1点
【医療DX推進体制整備加算】
初診時月1回に限り算定:8点
当院では、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
①オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を活用して、診療を実施しています。
②マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
③電子カルテ情報共有サービス、電子処方箋の導入を検討しています。
夜間・早朝等加算について
厚生労働省の診療規定では、医療機関に対する加算が定められております。 その中でも、ご質問の多い『夜間・早朝等加算』について簡単にまとめました。 ご不明な点につきましては、受付職員にお尋ねください。
◆「夜間・早朝等加算」・・・50 点(10割負担で500円)
6歳以上の方で以下の時間帯に受診する場合、診察料 ( 初診料 または再診料 ) に加算されます。
〇木曜日の18:00以降に来院、受診したとき
※「夜間・早朝等加算50 点(10割負担で500円)」の窓口負担例
3割負担・・・150円 2割負担・・・100円 1割負担・・・50円
※負担額につきましては、お持ちの医療券(公費医療券等)や、お罹りの疾患によって変わる場合がございます。
情報通信機器を用いた診療について
当院では現在情報通信機器を用いた診療(=オンライン診療)を行う体制を整備しています。
オンライン診療は基本的に定期的に同じ疾患で通院されており症状が安定されている方を対象としていましたが、現在は初診からのオンライン診療も可能となっています。ただし初診時の向精神薬は処方できません。また初診では原則7日分しか処方はできません。
厚生労働省の方針により、基本的には一か月に1回通院が難しい患者様に対面診療とオンライン診療(スマートフォンを利用した遠隔診療)を組み合わせた診察をお勧めしています。